ABOUT
400万年以上の歴史を持つ、古代湖、琵琶湖。
その歴史の中で、様々な環境の変化に翻弄されながらも、
60種もの固有の生物を育み、 人の営みを支えてきた、
大きな大きな水瓶。
その湖底に降り積もる泥から、
湖水に揺らめき暮らす多くの生命から、
沢山のエネルギーを吸収して ゆらりゆらりと、息づく 水草。
増えすぎてしまって、ちょっと困るからと、
採っては肥料にしたりしながら、 湖国の暮らしが支えられている。
その水草を分けてもらって 灰にして、
ガラスの中に溶け込ませたら、
なんとも美しく優しい 琵琶湖の色に、発色しました。
古代から繋がる湖に、想いを馳せ
その温かい色彩に ロマンを感じて貰えたら、幸いです。